「ビブリオバトル入門」第3回(2013年度)

こんにちは。SAのS根です。

受講生のみなさん、GWのご予定は立ちましたか?
どこかにお出かけするのもよし。
いちょう祭で歓迎されるのもよし。
家でごろごろ、何もしないのもよし。
お休みの間にどんなことを感じたか、またぜひお喋りしましょう。

というわけで、前回のビブリオバトルの振り返りです。
今回は「お気に入りの本の紹介 後半編」でした。
3分間のビブリオバトルに挑戦します。
(そういや、今回の順番は名前の画数で決めましたね。)


イスラーム文化−その根柢にあるもの (岩波文庫)

イスラーム文化−その根柢にあるもの (岩波文庫)


女子校育ち (ちくまプリマー新書)

女子校育ち (ちくまプリマー新書)


じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書)

じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書)


ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)

ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)


アイスクリン強し (講談社文庫)

アイスクリン強し (講談社文庫)


絶望の国の幸福な若者たち

絶望の国の幸福な若者たち


金子みすゞ童謡集 (ハルキ文庫)

金子みすゞ童謡集 (ハルキ文庫)


一分間だけ

一分間だけ


今回のチャンプ本は『女子校育ち』でした。
おめでとうございます!

各々に選んだ本に対する理由を聞いてみました。

・個人的な関心で
・バトラー(発表者)との距離を感じず、親しみを持てた
・導入の問題提起がよかった
 (例)「○○していませんか?」「あなたは△△ですか?」
・話にほっこりと和んだ
・共感した
・自分と重なるところがあった
・泣く体験をしたいと思った

次に、テーブルごとに感想と意見を共有しました。

・小説や詩の紹介では引用文が効果的
・新書と小説では紹介の仕方を変える方が伝わる
・小説では、あらすじを話さない方が読みたくなる
 →あらすじを見せずに魅せるには?
・3分間は短く、とても言い足りない
・個人的な質問と、書評に対する質問の見極めが難しい
・読書会とは違うので、まだ読んでいない人に主観を押し付けたくない
 →でも客観的になると「好き」の気持ちが伝わりづらい

本の種類や、主観と客観の話が出てきました。ふむふむなるほど。

今回の発表は、格段にレベルアップしていましたね。
前回の振り返りの踏まえて、みんな自分なりに工夫していたのが印象的です。
特に、「聞く人の視点への配慮」がしっかりと意識できていました。

今年の東京行き切符を巡る闘いは激戦の予感!(バチバチッ)



GW明け、8日の授業では「チーム対抗決戦!ビブリオバトル仲夏の陣」を行います。
先週発表したチームで、作戦を練り、代表を選びます。チーム戦です。
授業の前半20分で戦略会議の時間を取りますので、
その時しっかり話ができるよう、作戦を自分なりに考えてきてくださいね。
(あんまり話したことない人とじっくり話すチャンスでもありますよ〜)


では、次々週のビブリオバトルもお楽しみに。



ちなみにS根のGWは、マイカー(自転車)で四辺(近所)をドライブ(無計画散歩)です。
※ひとりだって楽しいのだ!