「ビブリオバトル入門」第12回(2014年度)

みなさん、ごきげんよう
おひさしぶり、を通り越しております。どうも、S根です。
大変遅くなりましたが、ビブリオバトル最終回の振り返りをいたします。

短歌ください (ダ・ヴィンチブックス)

短歌ください (ダ・ヴィンチブックス)

神様のカルテ (小学館文庫)

神様のカルテ (小学館文庫)

点と線 (新潮文庫)

点と線 (新潮文庫)

流れ―自然が創り出す美しいパターン

流れ―自然が創り出す美しいパターン

悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事

悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事

落第忍者乱太郎 (1) (あさひコミックス)

落第忍者乱太郎 (1) (あさひコミックス)

実践 日本人の英語 (岩波新書)

実践 日本人の英語 (岩波新書)


さてさて、栄えあるチャンプ本は…

『短歌ください』穂村弘 でした!おめでとうございます!

おーい、きみどこ行くんやそこの角は曲がったらあかーん!
妄想炸裂、ファンシーな暴走がなんとも楽しい発表でした。

短歌初心者あるいは「短歌に今まで触れたことがない」という人にも親しみ易い選歌でしたね。
例外的にプレゼンソフトを用いた発表でしたが、
シンプルに文字のインパクトを生かしていて、とても有効でした。
好きな本でチャンプ本は何より嬉しいですよね。おめでとう!

さあ、2015年度の幕開けです。
どんな本と、そして人との出会いがあるのでしょうか。
お気に入りの本を小脇に携えて、えいやと扉を開いてみてくださいね。

それではみなさん、ごきげんよう
また会う日まで、どうぞお元気で!



■S根のひとりごと「最終回」

SAを2年勤めさせていただいたS根も卒業をもって、めでたく大学を去ることとなりました。
今こうして見返してみると、「あの時、お腹よじれるほど笑ったよな」とか「あの回は傑作ぞろいの激戦だったなあ」とか「この子の発表は、見返すとなぜか泣けるんだよな」とか、ノスタルジーが襲ってきます。

ビブリオバトルのいいところは、「どこでもできる」、そして「いつでもできる」こと。
受講生のみんなはきっとそれぞれ別の場所で頑張っていることと思いますが、
それぞれの場所で時折ちょっとだけ思い出して、ビブリオバトルを気軽にやってみてほしいなと思います。
集まる前も、集まった後も、こんなにわくわくする遊び他にないよ。

S根はいま、東京で小さな一軒家に肩寄せ合って暮らしながら、目下辞書を片手に毎日うんうん唸っています。
勤め先でもビブリオバトル(with ちいさな読書会)を計画中です。
みんなで少しずつ、この本の輪、人の輪を広げていけるといいですね!

それではみなさん、また近いうちにお会いしましょう。

―いくたびか生まれ変わってあの夏のウエイトレスとして巡り遭う(穂村弘)―