【ウェブ上ビブリオ】新入生に薦める本(第3弾)

受講生が「新入生に薦める本」、第3弾です。

菊と刀 (光文社古典新訳文庫)

菊と刀 (光文社古典新訳文庫)

私は初めてこの本を読んだとき、日本に来たことさえないにもかかわらず、ここまで日本人のことを分析出来ているその洞察力の鋭さに感銘を受けました。 日本人にとっては当たり前のことで、気にしたこともないようなことが多く文章化されている本です。しかし、敢えて文章化されたものを読むことで重大な発見をした気持ちになることが出来ます。
大学では高校までは全くやらなかった心理学(面白いです!)も学ぶことが出来るので、その講義内容と照らし合わせて読むのも良いかもしれません。また、新入生の中には今まで勉強に追われていたのに急に暇になってしまい、時間をもて余してしまう人も多いと思うので、このような考えながら読む本はお薦めです。そして、大学生になったら人間関係の輪が広がるので、初めて読んだ時には理解出来なかったところも納得出来るかもしれないので、一度読んだことがある人にもお薦めです!
(理学部・1回生)